並べたり、裏返したり、分解したり。
こんにちは。
どうも、本日も大嶋の登場です。
今日はせっかく期間中のみ展示が増えているのでCOLOUR WOODを並べてみました。
4種類の中の3つを展示しております。
まずは斜めからのアングルで。
土台部分のリボンがアクセントになっていますね。
今までにカリモクでこんなデザインのものはなかったでしょう。
そして上から。
天板にはカリモクのみが持つ塗装技術により綺麗なグリッドがプリントされています。
ちなみに普通にご使用いただく分にははげたりしませんよ。
この工程も高い塗装技術を持つ職人しかできないため通常よりも手間のかかる工程になっています。
木材が元々持っている綺麗な木目に透明感のあるグラフィックが重なることによって色々な表情を楽しませてくれます。
テーブルの上にグラスやフラワーベースを置いて光の反射を加えて楽しむのもいいですね。
そんなそんなCOLOUR WOODですが土台部分のつくりにもこだわりが!!
こいつは裏返して見た土台部分です。
板1枚1枚の接着に住宅のフローリングやテーブルの天板などで活用されている雇い実接ぎを使用。
板1枚1枚をただ接着するだけではカリモクの厳しい基準を満たす強度は得られません。
何体かの試作のうちに一番品質・強度が安定するつくりがこちら。
板と板の間に棒状の小さな板をかませ、接着。
15枚の板を組み合わせたら最後はバンドで締め上げて樽状の土台の完成です。
最後に天板と土台を組み合わせて完成です。
このCOLOUR WOODをつくるのにこれだけのパーツが必要です。
木材の加工からスタートして塗装・組付けまでの全ての工程をカリモクが行っています。
木材の加工もかなりの精度が必要なんです。カットする角度に問題があれば土台部分は組みあがりません。
現場では当たり前とされていることでも僕は自信を持って自分には出来ません。と言えます。
…自信を持って言うことでもないですね。
やや脱線気味ですみません。
僕が何を言いたいかと言うと、カリモクの商品はデザインだけじゃないよ。
って事ですね。